オレンジ色の校舎






「ねぇ、隣いい?」



麻衣と笑みを溢し合った後に、誰かが声をかけてきた。振り向いてみると…



「か…楓ちゃん!」



少し日焼けした楓ちゃんがいた。あたしは慌てて隣を開けた。



「今から女パラでしょ?」



「う、うん。楓ちゃんも見る?」



「当たり前っ。あたしだって朱希くんを見るんだから。遥ちゃんに負けないんだからねー!」



嫌みじゃない。楓ちゃんの素直な言葉だから受け止めることが出来るんだ。



「あ、始まるよ」



麻衣が司会を見つけたのか、声を上げた。



『みなさんお待たせいたしました!美女達の登場でーすっ!』



その声と同時に、一気にアゲアゲの音楽が流れ始めた。そして、美女の大群が登場した。