オレンジ色の校舎






「じ…冗談はやめてよっ」



「じゃあ、冗談じゃなかったらキスしてよかったのか?」



「バ…バカなこというなぁっ」



あたしの一生懸命な反発にクスクス笑う一馬くん。そして、『ま、他の奴等んとこに言ってくる』とあたしに背を向けた。



「あのさ、ここにいるあたしの身にもなってよ?遥の浮気現場なんて見たくないんだけど?」



麻衣がここにいるんですけどー旗を振りながらあたしを見つめた。……てゆうか、


「うっいっ…浮気っ?違うっ。あたしがあんな奴と浮気とかあり得ない!」



「だってチュー見せられたし?」



「してない、してないからっ!」



「2人イイ感じだったし…この際瀬川くんから一馬くんに取っ替えちゃえば?」



「やだっ。……あたしには瀬川くんだけだもん」