オレンジ色の校舎






「さすが遥。旦那がどんな状況でも、旦那を応援するのが妻としての役目だもんね」



「んな…ま…麻衣っ!」



あたしの耳元で悪魔のような笑みを浮かべながら麻衣が言った。あたしの熱は急急急上昇。



「あらどうしたのよ遥。そんなに瀬川くんを…」



「ま、麻衣!そ…そんなんじゃないってば!」



「わかったって。ほら、瀬川くんの応援しなよ。それにしても本当遥の反応は面白いんだから」



麻衣のやつ…またあたしをバカにして。妻とか言われたら赤くなるに決まってるよ。



「大和くんファイト!」


「キャー!朱希くんイケー!」


「神島くーんっ」



すると周りからうちの学校の生徒だろうか、イキナリ声援が繰り広げられる。



「うひょーみんな人気だな」



たっちーが首を伸ばして見物していた。