とっても恥ずかしくて俯くと、頭に重さを感じた。見上げると笑顔の瀬川くんが。
「……でも応援ありがとう。頑張るからな」
去っていくユニフォーム姿の瀬川くんは、制服姿と違うカッコ良さが出ていて…みとれてしまった。
「おい、行くぞ」
一馬くんに小突かれ我に返った。麻衣とたっちーは先に歩いていて慌てて駆け出した。
「いよいよ試合始まるわねー」
珍しく、麻衣自体からワクワク感が見える。
「麻衣、バレーに興味あるの?」
「まぁ…ね。中学ん時に彼氏がバレー部で、パス練に付き合ったことがあったし」
「な、なにぃ!?か…彼氏!?」
たっちーがすかさず反応する。麻衣は『昔の話だから』と冷たく言い放った。

