「…ちなみに、俺たちが初戦で戦う相手なわけ」
「ひょえーマジで!?朱希達大丈夫かよーっ」
力なく笑う瀬川くんに、ハイテンションで話すたっちー。…たっちー空気読もうよ。
「でも、負けてらんねー!キャプテンが試合の前から弱音吐くなんて情けないし!」
瀬川くんは強い人だと思う。こんなに強い意志を持っているんだから。
「その強い意志があれば大丈夫だろ。頑張れよ!」
「そうね。応援してるよ」
「俺も!みんなに負けないくらいでけぇ声でエール送るからなっ」
一馬くんに麻衣、たっちーが瀬川くんに声を掛けていく。あ…あたしも言わなきゃ…
「せ…瀬川くん」
「ん?」
「レシーブ頑張れっ」
「…俺、ライトのアタッカーなんだけどな」
ミ、ミスったぁ!!

