「あ!!兎々(トト)──!!」



目の前にきたうさぎ。
名は、兎々。



「兎々よろしく!」


「ん…」


「しゃべった─────!!」


いや、会長。
叫びすぎ。


「百羅…誰?コイツうるさい」


「いい…いい!ほらはやく!」



今日は、彗狐と猫无は出張中だから仕方なく兎々が来たようね?





ポンッ!


「ん─────…」


「うさみみ美少年!!」


いや、兎々はそうだけど。
叫びすぎ会長。



「兎々……伸びはいいから!」



「あ───…ホレ」


シャランッ!




神楽鈴。




「さぁ…寂しや忘れ形見…」



「某国の歌姫と呼ばれし妖怪狩りといきましょうぞ!」



「あ──い!!」