「…?うちの制服?」
「…ここ見て…」
「瀬野…修」
瀬野修…瀬野修…
「…修?修!!!!!」
「…そう、修君の」
「修は?お母さん修はどこ?何で私修を忘れてしまってたの?どうして…忘れてはいけないのに…こんなに大好きなのに…修に会いたい…お母さん、修は?」
「…落ち着いて聞いてね、修君は今…病院にいるの…入院してるの…」
「…嘘、嘘だよね?」
「…嘘じゃない。本当なのよ、悲しいけど…」
「どうして?何で私…覚えてないの…痛い」
「去年のクリスマスの…デートの時に倒れて、結菜付き添ってたけど倒れちゃって、目を覚ましたら修君の事忘れててしまってて…」

