「お風呂っお風呂っ♪」



半ばルンルンでお風呂場に着くと、脱衣所には誰もいなくて、誰の着替えも置いてなかった。



「貸し切りじゃーん♪」



ウキウキしながら洋服を脱いで、あっというまに真っ裸。


誰もいないと言っても、一応バスタオル持っておこう。





チャプン―…


「気持ちいー♪極楽極楽♪」



んー!

おんせーんだぁー♪





ぺたぺたぺた―…


温泉で和んでいると、誰かの足音が聞こえてきた。


女風呂とはいっても、あたしはとっさに体を隠して石の陰に隠れる。