浪は今、何を考えてる? やっぱり彼女のこと? 浪にとって あたしは何だったのかな? ただの幼なじみ? 友達? 女の子として少しの間だけでも 見てくれてたの? 〜〜♪〜 「お。凛々からだ」 浪の好きな歌手の着うたが鳴ると同時に、 浪の口から知らない名前。 一瞬にして 浪が遠くに離れた気がした。