ただ味方がほしかった ただ独りがこわかった この小さすぎる教室が 私の世界のすべてで いくら騒ぐ声が聞こえても 独りの私には広すぎた “みんな消えてしまえばいい” そう言ってしまいそうで “もう消えてなくなりたい” そう零してしまいそうで 唇を噛み締めたあの日 もうこわくない 君がいてくれるから 笑って 歩いてゆける