そう思うと 緊張して手が震えた。 ――カリッ いい音と共に 先輩が作ったとは 思えない すごい優しい味が 口の中に広がった。 「‥うまっ‥///」 思わず独り言を言う。 10コ入ってたけど 『食べるのがもったいない』 とかいう意味不明な 感情に負けて 袋を閉じた。