そして、最後の一人が 部室を出たのを確認したら 鍵を閉めて職員室へ返しに行く。 「失礼しました。」 そして、思い足取りで 昇降口に向かった。 すると楽しそうに 会話している男女がいるのがわかった。 「…ここは3を入れて…」 「ああ、そっか!なるほどね!」 声がする方へ振り返ってみた。 でも、この行動が 信じられない光景を目の当たりにしてしまった。 「な、中島君・・・」