部活の真帆と、 誰かとカラオケに行くという 千佳子に手を振って 有磨の事を無視して 下駄箱へ降りる。 「先輩、酷くないですか?」 「あんただって わたしの噂知ってんでしょ」 それでもまだ ついて来る有磨に わたしはいつも見たいに 冷たく接する。 「ついて来ないでよ!」 「俺、せっかく先輩の事 助けてあげたのに‥」 「‥は?」