気付いたら昼休みになっていた!

となりに眠って居た武田はもうベッドから消えていた!

俺は、まだ頭が痛かったがこのまま寝てるのも暇だし、教室に戻ろうと思い、泥だらけの体育着から制服に着替えて、教室に戻った!

教室に戻るとみんな声をかけてくれた!

「お前、凄い演技だったな!」

「祐輔、あれは演技じゃなくて事故だよ…」

「まぁ、無事だったから良かったよ!」

祐輔が優しい口調で言った!

こいつは優しい奴だ!と俺は再認識した!
「あれ、武田は?」

武田の姿が見ないため、祐輔に聞いた!

「武田は念のため検査するって言って保健の畑中先生につれていかれたよ!」

俺は良いのかよ!

「あ、そうなんだ!」

「良いな~、寝れて!俺も怪我すりゃ良かったよ!」

秋斗はガッカリした口調で話した!

「普通に保健室行けば良かったじゃん!」

「俺は1年の時行きすぎて、保健室出禁だよ…」

「保健室出禁ってなんだよ!」

クラスのみんなは爆笑した!

そんなこんなでこの一件は終わりと思った時だった!

こんなイベントあんのかよ!ってぐらいビックリした事があった!

なんと、一度も話した事なかった由梨が話しかけて来たんだ!!!

「武士、大丈夫なの?」

「え、あ、あ、え、あ大丈夫だよ!」

「あ、ひじ擦りむいてる!」

「大丈夫だって!気にすんな!」

由梨は机の中からバンソウコウを取り出すと俺のひじに貼ってくれた!

「これで、大丈夫!もう無理しないでね!」

君は天使だ!

いや神様だ!

「あ、ありがとう!」

今日は人生で一番特別な日になった!

2年C組…

最高~~~~~~~~~~~~~!