「なんで・・・。 まだ45なのに・・・」 そう言ったあなたの声はかすれていて 泣いてるような声だった。 ううん、泣いていたよね。 人前でもあたしの前でも 泣いたことがなかったあなたが 初めて泣いた。 あなたの弱いところ 初めてみたときだった。