運命の人 ~君と出会ったあの日から~




手を振る晃穂に見送るられながら、私は外に出ようとした…


――その時!!


ドンッ


「いったぁ。」


私は誰かとぶつかって、尻餅をつく。


「あッごめんなさい、大丈夫ですか??」


私の目の前にいる男の人が手を差し伸べる。


私はそれを無視して、自分で起き上がる。


「気を付けてよね。」


私はそれだけ言って、歩こうとするけど…