「そっかー。あれ?じゃあ、なんでホストやってないの??」

「午後担だから、さ」

「そっかー」

、て、、ぁれれ?

確か優くんは担当がなくてもホストの格好するんだったょね??

「ぇーっと、安田くん??」

「、、何?」

そう言った顔が少し火照っていて。

ちょっとだけ、可愛いな、なんて思ったけど。

ゃっぱ嘘だょね!!?

「嘘はょくないよ」

「、、ホストの格好が嫌だったから、午前担当だけど逃げ出してきたんだ」

へぇー

沙夜と司くんみたい(笑)


「おい、安田!戻れよ」

そう言って走ってきた男子は、メイにニコッて笑って、安田くんを引っ張って行ってしまった。

嵐のように去っていったなぁ…。

てか、また1人になっちゃったし、、。


1人でベンチから立ち上がって、

歩き出した時、、、


「…メイ?」


はっとして振り返った。



そこには…


1年前と変わらない、



お兄ちゃんの姿があった。