うーん……。どこに行ってるんだろう。黙って付いてきてるけど、なんか知ってる道歩いてるんだよねー。 うん…てか、私んちえの道だもん。…なんで!? 「ねぇ、番長さん」 「あ?」 「どこに行ってるの??」 番長さんは、ニヤッと笑って答えた。 「ん…。優也さんちに。オレの尊敬する先パイなんだわ。なみに紹介したくて」 「優也……。ってか私に!?なんで!!」 「いいじゃん、別に。また今度教えてやんよ」 う~~~!!!ケチだぁ。教えてくれないなんてぇ! ちょっとだけ期待しちゃったよ…。