私はそれを見てから、図書室まで歩きだした。 さっき言った通り。 私はあんまり本が好きじゃないんだ。 でも、図書室が好きなの。 この夕方になると図書室の窓から光がこぼれ落ちるほど とてもキレイな景色になる。 ―――まるで光の海みたいに・・・