私はお父さんの時もお母さんの時も 死の意味がわからず悲しくなかった だから人を平気で殺せたんだと思う でも今燐が死ぬとなって初めて死の恐怖がわかった 「燐っ燐っ!」 私の目からは涙が溢れる 初めて泣く 初めてはいい事だけじゃなく 悪い意味での初めてもやってきた 「愛美・・・・笑って お願い、ずっと・・・・」