あたしが目を覚ましたのは…
「ぇ、もう9時!?」
9時だった。
ありえない…。
目覚ましかけなかったからって…。
そりゃぁ最近いろいろあったから寝るのトカ遅かったけどさ。
ふとあたしは机の上に置いてあるご飯に気づいた。
ご飯の近くには、紙が置いてある。
【怜奈の分の朝飯。ゆっくりやすめよ。 拓真】
なにこれ…かなり嬉しい!!
「つめたッ!」
あたしの頬に冷たさが感じた。
一体何??
『やっと起きたか』
「拓真!」
『ん。ジュース』
冷たいものの正体はこれか。
「ありがと」