「だからやっぱりダブルデートは無理かな?」 へへって笑うと純ちゃんにシバかれた。 なぜ…。 「幸せそうな顔し過ぎー。まぁ、初めてのデート楽しんできてよ」 頬っぺたをムニッとつねられながら頷いた。 ごめんね、純ちゃん、裕也くん。 「いつ行くって?」 「今週の土曜だって」