ウソ…でしょ…。 その言葉にアタシは急に熱が出たようになって。 頬に落ちて溶ける冷たい雪に心地よささえ感じた。 「ごめん… 本当にごめん…」 そして今までの緊張の糸が解けてアタシは我慢していたはずなのに声をあげて泣いた。