ぼんやりと通り過ぎる人や車を見て過ごす。 ホントに大丈夫かな。 気がつくとぽつりぽつりと車がライトを点灯させて走り始めていた。 もう何回信号が変わるのを見ただろう。 そして さっきまで茜色だった空が夕闇になり あっという間に真っ暗。 余計に気温が下がり冷えてくる。 暗くなると同時に街には明かりが灯り始めるけれど でもアタシはだんだんと心細くなる。 昼間の勢いはどこへやら。