そこへ木幡さんがやってきて口を挟む。 「もうこの支店もなんとか持ち直してきてるし…。 そのまま本社で京都には帰って来ることないかもね? ホッとしたやろ? ヒカリちゃん?」 なんでホッとすんのよ。 するのは木幡さんだけでしょ。 そう答えることもできず苦笑して応える。 「うーん、 その線はアリかもねぇ…」 木津さんまで…。 そしたら本当に支店長はもうここに戻ってこないっていうの? ちょっと待ってよ。 そんなの急すぎる。