目が合ったのに。 挨拶もしない。 どうして? アタシ無視された? アタシのこと気づいてない? そんなこと、 ないはず。 ならどうして…。 アタシはそこから動けなかった。 ただ、立って…。 「おはよう、北野さん」 そんなアタシに海外旅行グループの男性が声をかける。