支店長、お手やわらかに!


支店長はため息ついて

「そういうことはまた時間の余裕のあるときにしろ」

そう言って自分の席へと戻っていった。



こっちがため息出そうだわ。

もう。


「ホント、
怖いねぇ、支店長…」


「同感です…」


初めて木幡さんと意見が合ったかもしんない。