明日も、キミに恋をする。

代わりに俺は、優のほっぺたに手をのばす。


アルバムに視線をおとしていた優は、びくっとして俺をみる。





「……そういえば、夏休み終わったな」




わざと冷静に言う俺。

優は真っ赤に固まってる。




「自粛期間は終わりやで」

「う、うん……」

「する?それとも家やしやめとく?」

「・・・・・」




俺、めっちゃいじわるやな。
 
優が恥ずかしがりって知ってるのに。





せやけど聞かせて欲しいねん。

俺のことが好きって……

俺にして欲しいって。