勇気、出してまじで良かった。

思い出しては、にやけるのが止まらない。



でも、うっちーが…


いやいや、優が?俺の彼女やって、まだあんま実感できへん。


優が、って言い直してみて今ちょっと実感したけど…






そうやって、結局俺が寝れたんは新聞配達のバイクの音を聞いた後だった。




…あれが4時過ぎだったとして、寝てたんは3時間くらいか?



いつもの休日なら間違いなく二度寝してる時間やけど、今日はもう寝る気分じゃない。



ベッドから体半分落ちかけて寝てるミヤモを横目に、俺は顔を洗いにおりた。