買い物が、定番の下校時の行いになってる気がする。
「今日は何しよっかなぁ…」
食料品を一通り物色し、手に持つ籠はだんだんと重くなっていく。
「あ、」
そして私が足を止めたのは日用品のコーナーの前。
「シャンプーきれてるんるだった……」
お望みのシャンプーを買い物籠に入れる。
「はぁ…」
なんだか、主婦真っ盛りだ。
帰りはまた重い荷物を持って帰らなきゃだし。
あ、たんぽ……じゃない。
託さん来てくれないかな。
…なんて思ってたら…………
「不気味なんですけど」
『ひっどいなぁー!
たまたまだってばぁーっ!』
スーパーの帰り道、車に乗った託さんに遭遇した。
ここまでくると不気味過ぎる。
やっぱり、怪しい人なんじゃないか…なんて思いながらも助手席に座る。
『海と一緒に買い物来たりしないの?バイクの後ろ乗っけてもらいなよ』
「制服で学校近くのスーパーに先生と来て、仲良く買い物しながら二人乗りで帰れと……?」
『……そりゃ不味いな』
自分の言った事が、不可能な事が分かったらしく、苦笑いを浮かべる。
だってそんな事、出来るわけないもん。
「…それに私、先生となんて買い物したくありません」



