「・・お。・・ぃお。みお。 春田澪!!!」


「ふぁあいっ!!?」

未穂のデカ地声で目が覚めた。

眠い目をこすり、見渡すと空っぽの教室だった。


「もう!澪ったら、5時限目からずっと爆睡してるんだもん!」

「・・5時限目から?そんなに寝てたの・・?」

未穂いわく、私は寝不足のせいで授業中にがっつり寝ていたらしい。
どうもノートがキレイなわけだ。書いてないからな。