後ろから、何人もの男子が私のことを追い越していく。 全力疾走してる奴、 談笑してる奴、 独りで歩いてる奴。 自然と探すけど……将夜は見つからない。 「……はぁ」 自然とこぼれるため息。 私はそれを振り切るように、足を早める。