涙のあとに――

後ろから、何人もの男子が私のことを追い越していく。

全力疾走してる奴、
談笑してる奴、
独りで歩いてる奴。


自然と探すけど……将夜は見つからない。

「……はぁ」

自然とこぼれるため息。
私はそれを振り切るように、足を早める。