カフェの大学生に恋したマキは、きっぱりと今までしていたことを止めた。 「ごめん…」 いつもマキは謝ってくる。 「マキは、お金に困ってないし、謝ることなんてない」 マキには両親がいるし、暖かい家もある。 お金の心配なんかいらないマキは、あたしと同じことしてちゃダメなんだ。 「あたしなんかとは違うんだから」