「で、話って?」 「あのね、昨日の人まじやばいっ!!」 興奮したように話し出すマキ。 「詩は、どうだった?いくら?」 「別に普通だったけど?3万」 あたしたちの話を理解する人なんてクラスの中には居ないと思う。 ガヤガヤうるさい教室のお陰で、普通に話が出来て助かる。