3人で、朝まで語った。 「完全に惚れてるね」 「そうなのかな?」 「うん。詩は、レンさんのことが好きなんだよ!」 あたし自身が分からないのに、周りには分かるものなの? 「そりゃ、詩より恋愛して来ましたから」 …らしい。 この恋が上手く行くかなんて、誰にも分からない。 だから、あたしは頑張ってみることにした。