「彼女なんか居ないから。仕方ない、遅くなるといけないから番号教えるよ」 “彼女は、いない” あなたの言葉に嬉しくなった。 これが恋なのかな? 「ありがとう!じゃあ、また」 「はいよ」 駅で降ろして貰って、彼の車が見えなくなるまで手を降った。