honey blood

いつの時代の話しだよ。



ちょっとムカついたので、この辺で爆弾投下。



「なんも履いてねぇよ」



俺がそういうと、蜜の目が泳いで顔を赤くしてから窓に目を移した。



アホかよ。



「ぼ、ボクサーじゃん!!」

「なに見てんだよ。俺の体に興味あんの?エロ~い」

「違っ!!ちょっと気になっただけだし!!」



なんかちょっと恥ずかしいな…。



双子が袖を持って待ってるので、手を入れてちゃんと着た。



むしろ蜜の恥ずかしそうな視線に耐えられなくなったと言った方が早い。



「お前の好みはトランクスだったか?」



そう言ってからかうと、蜜の近くにあった本を投げつけられた。



やっぱり蜜をからかうのはやめられない。



「兄さま、ご飯食べる?」

「朝はいらねぇよ。お前らピアノの時間じゃねぇのか?遅刻すんぞ」

「「ミーちゃん、後で遊んでね~!!」」



さてと。



家の中でも案内してやるか。



双子に手を振ってる蜜のそばに行ったらなぜか警戒された。