honey blood

なのに2日後にはもう限界を感じ始めてる…。



ちょうどよく告って来たのは1つ上の女だった。



花っぽい匂いがする…。



「あたし、あなたのためならなんでもするよ?」



できることなら蜜に言わせたいセリフを言ってのけるこの女。



名前は忘れた。



だけどそれなりにうまそうな匂いはする…。



遠慮なくいただこうじゃねぇの。



こんな時は面倒なので力を使う。



校舎から死角になってるこの場所は最高だ…。



「あれ?なんか体が…」

「動かない?」

「うん…なにコレ!?」

「ちょっと黙ってな?」

「紫君…?な、なにっ!?うっ…痛いっ!!」



そうかい。



おっ、なかなかうめぇな。



「んはぁっ…苦しいっ…」



もう少しな。



久しぶりに当たりの血。



まぁ蜜には勝てねぇけど。



アレは今までで最強だ…。



ある程度飲み終わり、噛みついた首を舐めると自分の首がズキッと痛んだ。