それでも紫の意外な一面を見た気がするのは、血が足りなくなった頭のせい?
紳士っぽいことされたよね…。
紫の学ランを手に取り、不覚にもキュンとしてる心臓…。
もしかしたら顔が赤いかも…。
どうかバレませんように…。
「なんか奢る」
「えっ!?」
「俺が血を貰う代わりに、1食奢ってやるよ」
「マジで!?なんでもいい!?」
「あぁ」
「じゃあオムライスとピザとアイス」
それでもいいと言った紫と、放課後で人もまばらな校舎を出た。
向かった先のファミレスは、主に洋食メイン。
コイツと歩くと女が振り返る…。
やっぱりモテんだろうな…。
寮のオバサンに電話をして、夜ご飯はいらないと言っといた。
そして向かいに座った紫はパフェを頼むという空気の読めない注文の仕方。
どっちが男かわかりゃしないよ。
「ねぇ、あんたって甘党なの?」
「あぁ、おかしいか?」
「別に…」
顔に似合ってないっス…。
紳士っぽいことされたよね…。
紫の学ランを手に取り、不覚にもキュンとしてる心臓…。
もしかしたら顔が赤いかも…。
どうかバレませんように…。
「なんか奢る」
「えっ!?」
「俺が血を貰う代わりに、1食奢ってやるよ」
「マジで!?なんでもいい!?」
「あぁ」
「じゃあオムライスとピザとアイス」
それでもいいと言った紫と、放課後で人もまばらな校舎を出た。
向かった先のファミレスは、主に洋食メイン。
コイツと歩くと女が振り返る…。
やっぱりモテんだろうな…。
寮のオバサンに電話をして、夜ご飯はいらないと言っといた。
そして向かいに座った紫はパフェを頼むという空気の読めない注文の仕方。
どっちが男かわかりゃしないよ。
「ねぇ、あんたって甘党なの?」
「あぁ、おかしいか?」
「別に…」
顔に似合ってないっス…。


