honey blood

熱いけどフワフワする…。



んぁ~…こうやってどんどん紫に支配されていくんだよ…。



「よし、契約終了」

「紫も契約してよ…」

「ヤダね。契約にはもうひとつ意味があるって知ってた?」

「は…?」

「人間と契約するヤツもいるわけ」



なんで人間と?



ヴァンパイアじゃないのに契約しても意味ないじゃん。



「心も体も全部あなたのモノって意味」

「あ…?なんだそれ…」

「片方だけの契約だ、お前、俺のいいなりだな」

「紫…あんたってヤツは!!」

「キャハッ!!」



あり得ない!!



バカ紫ぃぃぃぃ!!



「当分口きかない」

「えっ、マジで?」

「紫なんか知らないもん。バカ、アホ、エロヴァンパイア。飢えて死ね」

「冗談だって!!いや、冗談じゃねぇけど…人間と契約するのとちょっと違うし?」

「うっさい。オヤスミ」

「オイ…」



いつも紫ばっかりずるいもん!!



もう知らない!!