honey blood

とりあえず話は保留、蜜を家に返してから戻ってきた吹雪…。



ブライアンとお茶を飲んでる時だった。



「安藤さんは反対だそうです」

「他は?」

「やはり今更になってハーフより純血をという声が…」

「そ。もう下がっていいから。吹雪、お疲れ」

「しかし…」

「お疲れ」

「はい…失礼いたします…」



ふざけんな。



どいつもコイツも。



俺の気持ちは尊重されねぇのかよ!!



「気持ち、わかるぜ?」

「そうか、お前も同じ立場だもんな…」

「だから帰りたくねぇもんな。アメリカより日本にいたい」

「逃げたいって意味?」

「まぁそんなとこ?戻ったら俺も嫁探しだしな」



ブライアンも未来に絶望してる。



こんな立場に生まれて来なきゃよかった…。



自由なんてねぇじゃねぇか。



何のために頑張ったり、いっぱい我慢したり…。



何のためにアイツをここまで大事にしてきたと思ってんだよ。



俺が一緒にいたいのは、他の誰でもなく蜜なのに…。