honey blood

紫がそばにおいといてくれるなら、あたしは監禁されたっていい。



3ヶ月、いっぱい我慢したし、いっぱい考えたんだよ。



紫ばっかりストレートに気持ちぶつけてくるからさ、あたしも今日は変化球を封印しよう。



「なに笑ってんの…」

「髪、延びたね」

「まぁな」

「着替え手伝うよ」

「珍しい…」



紫が脱いだのを受け取ったり。



龍太さんと同じタトゥーだ…。



「これ、痛い?」

「痛くねぇよ。父さんみたいに墨入れたわけじゃねぇから」

「へっ!?じゃあコレなに?」

「どちらかと言えば痣?」



不思議な模様が肩にできた。



しかし前よりも一段と色っぽい…。



「やっぱり自分で着て…」

「気分屋だな」

「まぁね」



直視できないから。



本気でどうにかなっちゃいそうだよ…。



「紫…」

「ん~?」

「あたし…紫の奥さんになりたいよ」

「えっ…?」

「そばにいれないなら、死んじゃうからね」



頑張った言葉は、恥ずかしすぎて背中を向けてしまったけど。



伝わったかな…?