紫不在期間、あたしのセキュリティ強化期間でした。



どこに行くにも送り迎え。



クラスのコ達はあたしを気にしまくってたし。



天音が帰ってきてからは天音があたしにべったりで、天音なりに守ってくれたみたい。



でも紫が帰ってきた…。



窮屈な生活ともおさらばっ!!



じゃ、紫の家に突入~!!



車で送ってもらった紫の家。



「「ミーちゃん!!」」

「おはよう、双子」

「兄さま帰って来た!!」

「うん、だから会いに来たよ」

「まだ寝てるよ?」



紫の寝顔なんて久しぶり…。



クリスマスも正月もバレンタインですら寂しく過ごしたんだから。



少しくらいチヤホヤしてもらおう。



「紫ぃ~!!朝だ~…よ…」



ヤバい、鼻血出そう。



はだけた胸元とか!!



寝相悪くて乱れまくってるから生足見えてるし!!



パンツ…見えてるし…。



エロいというか、セクシー…。



「「兄さま~、ミーちゃん来たよ!!」」



まだ見てたかったのに!!