honey blood

その日、家に連れてきたのはクラスの男10人。



俺が厳選して契りを交わしたヤツら。



それを迎えたのは吹雪だった。



「お父上様は大広間で待てとのことでしたので案内します」

「えっと…吹雪さんは…桐原の…」

「桐原?紫様と」

「本人がイヤがるんで…」

「これだからあなたはダメなんです!!あれほど言ったでしょうに!!威厳もなにもない!!」



吹雪は相変わらずうっせぇ。



蜜のことに関しては全く口を出さないけど、もしかしたらこうなって喜んでるのかもしれない。



怒るイメージしかねぇから吹雪がなに考えてんのかわかんねぇし…。



だけど吹雪も俺の血を飲んだわけで。



かなり強い力を得たらしい。



そして完璧に俺の下についた。



コイツらの主は父さんじゃなく、この俺。



これから一緒に秩序を守る仲間。



「みなさま、こちらへ」

「やっぱり本家ってのはデケーなぁ~」

「口を慎みなさい」

「「はい…」」



吹雪、最強…。



ポジション、安藤。