honey blood

そして迎えた土曜日、朝早くに寮を出て紫の家に向かった。



まだ残暑が厳しい秋の始めで、服装は半袖。



迎え入れてくれた父上も半裸状態。



居間と大広間と紫の部屋にしかエアコンがないから、父上は溶けそうになってる。



こんなセクシーな父上を見てると将来の紫を見てるみたいで…ちょっとばかりドキドキしてしまう。



「ミッチー、イヤな予感するけど…」

「えっ!?」

「最近なんかあった?」

「特に気になることは…」

「わりぃ、なんでもないかもな」



父上の言ってる意味がわからなかった。



紫の部屋に行き、ノックもナシで開けた襖の奥にはすごい格好で眠ってる部屋の主。



机の上にあるパソコンに顔を伏せて寝てる…。



これで風邪ひかないとかうらやましいな…。



「コラ、来てやったのに寝てんじゃねぇよ」

「終わってねぇよ…」

「へっ?」

「まだ終わってねぇんだよ!!黙ってろ!!」



もしかして仮眠でも取ってたのかな…。