honey blood

紫のことは好き。



だけど二葉みたいに、四六時中『好きぃ~!!』みたいな雰囲気は醸し出せない。



紫も外ではベタベタなタイプじゃないから、そこはありがたいけど。



でも紫って本当にあたしを好きなの?



エサとしてじゃなく、あたしっていう物体が好きなの?



それを考え始めたら止まらなくなって、無性に不安になった。



周りには美人でスタイル抜群の女が群がるわけだし。



性格も悪くて貧乳のあたしは見た目からして劣ってる。



ヤバくね?



「む、紫っ!!」

「あ?」

「今日とか…ヒマなら遊んでやんなくもないけど?」

「は?ソレってデートしてぇの?」

「そんなこと言ってなくない!?あんたがヒマそうだからじゃん!!」

「悪いな、久しぶりに仕事入ったから忙しいんだよ」

「あっそ。別にいいもん。ひとりで買い物行くし」

「構ってほしいわけ?」



そんなこと言ってない!!



勝手な勘違いしてんじゃねぇっての!!