朝ご飯は一緒に食べ、志乃ちゃんが帰った後、お互い着替え終わり部屋で沈黙。



紫は窓辺に座って本を読み出した。



昨日はあんなことがあって勢いで一緒に寝ちゃったけど…。



今思い出すと恥ずかしいじゃねぇか。



「オイ、蜜」

「ふぁい!?」

「金田さんからアイス貰ってこい」

「紫がいけば?」

「…………じゃあお前の分はナシな」



いいもん…。



アイスって気分じゃないし…。



紫と寝たからかな、疲れてる気がする…。



適当に引っ張った座布団を枕に横になった。



このまま寝れる気がするよ…。



それにしても今日は暑い…。



「オイ、こんなとこで寝んな。お前バカだから風邪引くぞ」

「じゃあ…座ってよ…」

「なんでだよ…」

「枕欲しい…」



自分でもよくわからない。



なぜか紫に座れと言って膝枕した。



「なに…してんだ…?」

「うるさいなぁ…」



あたしは眠いんだよ…。