*side大地*


「すごい注目度だな。あんま気にすんなよ。悪い意味で見られてるんじゃないんだから。」


なんてさっきはいちかに言った。


でも俺はいつの間にかあいつのことが好きになっていた。


さっきいちかがみんなに見られてるときにきずいた、こんな気持ち。


俺は皆にあの姿を見られたくないと思った。


出会って数十分。いっチョ前に独占欲。彼女でもないのに。


守ってやりたいと思った。