その日の夜は夢のようだった。 彼女に罪悪感を感じながらも嬉しさでいっぱいで満たされていた。 何度も何度も先輩は私を求めてきた。 私も、恥ずかしいながらも、もっともっと先輩に触れられたくて私からも求めてしまった。 そんな私に、先輩は嬉しそうに応えてくれた。 でも抱かれた後は、なぜかすごく寂しくて、涙を流してしまった。 先輩は「ごめん」と一言つぶやいて、ただ、私の流れる涙を拭いていた。 そして、いつのまにか二人は眠りについていた。