その日が、佐野先輩と初めて話した日だった。 学校の部活中はあまり話す機会はなかったが、その社会人のバスケのときだけ佐野先輩と話すことができた。 このときから、私は佐野先輩に惹かれてたんだ。 毎週水曜日のこの時間が楽しくて楽しくてしょうがなかった。 そんな時知りたくない事実を知ってしまったんだ。